( だいこくばし )
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[ DAIKOKU BRIDGE ]
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道頓堀川に架かるはしである。
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道頓堀川沿いの久左衛門町と九郎右衛門町を結び、道頓堀川が西横堀川と合流するすぐ東側に位置し
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ている大黒橋は木津の大黒神社への参道に当たっていた。江戸時代初期の地図にはこの橋は「なんば橋」
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「下橋」と記載されているが、元禄16年(1703)の『公私要覧』には「大黒橋」とあり、これ以降はこの名前が
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定着したようである。
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江戸時代の大黒橋は木橋であり、橋長42.7m、幅員2.4mと記録されている。また、嘉永7年(1854)に地
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震と津波が大坂を襲ったが、この際、木津川から道頓堀川へ津波がさかのぼり、西道頓堀川の橋は全て壊
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れた。さらに遡上してきた船や橋が大黒橋に引っ掛かり岸へ乗り上げたため、周辺の家屋が壊され、甚大な
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被害を被ったとされている。
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大黒橋は、昭和5年(1930)に橋長35m、幅員9mのコンクリートアーチ橋となり、同時に上流側には道頓
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堀川の浄化用の可動堰が設けられた。その上部は歩行者道路となり、ベンチ、植樹枡が設置されるなど憩
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いの場として整備されていた。
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現在の橋は、道頓堀川遊歩道整備に併せて架け替えられたもので平成24年(2012)に完成している。
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全景 (上流側)
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全景 (下流側)
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中央部 (上流側)
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中央部 (下流側)
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側面 (下流側)
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主橋脚
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高欄柱 (漢字)
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高欄柱 (ひらかな)
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橋上道路面 (南詰から)
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歩道部 (上流側)
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